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那覇にある首里城について

首里城は、沖縄県那覇市首里地区にある城跡であり、琉球王国時代の政治・文化・経済の中心地でした。1992年に「首里城及び関連遺産群」の一部として、世界遺産に登録されています。

首里城は、14世紀後半に首里城主の首里按司が築城し、琉球王国の首都として機能していました。また、琉球王国の王宮でもあり、琉球王朝の始まりから終焉まで、約450年間にわたって各代の王たちによって利用されてきました。首里城は、琉球王国時代の政治、文化、経済に大きな影響を与え、現在でも沖縄文化の象徴として、多くの人々に愛されています。

首里城は、3重、4重、5重に重ねた城壁で囲まれ、多数の城門が設けられていました。城壁には石垣が用いられ、その高さは約7メートルに達しています。また、城内には王府(おうふ)や各種の行政施設、文化施設、宗教施設などが建てられ、当時の豊かな文化と歴史を今に伝えています。中でも、王府の建物群は、独特の赤い屋根と白い壁が特徴的で、美しい景観を作り出しています。

近年、首里城は2019年に発生した火災で、本丸や北殿、南殿などの主要な建物が焼失してしまい、多大な被害を受けました。しかし、国内外から多くの人々から支援の手が差し伸べられ、修復作業が進んでいます。

那覇のアパートに住めば首里城が見えるかもしれません。