那覇の地域情報ブログ

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那覇を走るゆいレール

那覇市を走るゆいレールは、沖縄県内で唯一の都市型モノレールであり、首里から那覇市内を縦断して、空港まで延びる全長約12.8kmの路線を運行しています。その歴史は比較的新しく、2003年に開業したばかりですが、那覇市内の交通渋滞の緩和に大きく貢献しています。

ゆいレールの車両は、全長15mの2両編成で、最高速度は60km/hです。駅は、那覇空港駅石嶺駅小禄駅、壺川駅、おもろまち駅、県庁前駅、旭橋駅牧志駅安里駅首里駅の計10駅があり、主要観光地やビジネス街にもアクセスしやすくなっています。

また、ゆいレールは、空港と那覇市内を結ぶ主要な交通手段として、観光客だけでなく地元の方々にも利用されています。そのため、車内放送や駅案内なども英語や中国語など多言語に対応しており、外国人観光客にとっても利便性が高いと評価されています。

ただし、那覇市内の道路状況が複雑であるため、モノレール路線を敷設するにあたって困難がありました。また、車内の混雑も度々問題になっており、車両の増備などの対策が求められています。

総じて、那覇市ゆいレールは、那覇市内の交通渋滞緩和に大きく貢献しており、多言語対応など外国人観光客にも利便性が高いことから、沖縄観光のアクセス手段の一つとして欠かせない存在となっています。